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知っておこう点検豆知識

クルマには様々な部分に、消耗部品が組み込まれています。特に油脂類&ゴムは多く使われ、
その一つ一つが使用環境や使用条件によっても違います。また、使っていくうちに劣化していくものです。

一般的な交換サイクル

エンジンオイル 5000km
オイルエレメント オイル交換2回に1度
冷却水 2年
ミッションオイル 2年もしくは2万km
ATフルード 2年もしくは2万km
ブレーキフルード 1年
クラッチフルード 1年
パワーステアリングオイル 1年
燃料フィルター 2年
エアクリーナー 2万km
ファンベルト 4万km
タイミングベルト 10万km約10年、10万kmごとに交換が推奨される部品。
タイヤ スリップサインが露出した場合
ブレーキパッド 車検ごと
ワイパーブレード 1年

タイヤ・灯火装置

1.タイヤ – 1 空気圧:適正空気圧に合っているかを確認。
2.タイヤ – 2 残り溝、異常摩耗と亀裂・損傷
数カ所にスリップサイン(▲)があるのでタイヤの溝を目視で確認する。
またタイヤ周囲をよく見回し、大きなキズや亀裂、異物が刺さっていないか確認。
3.灯火装置 ヘッドランプ、スモールランプ、ウインカー、ストップランプ、ハザードランプなど灯火装置が正常に作動するか確認。

潤滑油・冷却水等

1.エンジンオイル オイルレベルゲージでオイルの量を確認。
2.冷却水 エンジン内の補助タンク内に冷却水(LLC)が適量入っているかチェックする。
3.ブレーキフルード エンジン内にあるブレーキリザーバタンクの液量があることを確かめる。ブレーキパッドが減ると、レベルが下がるので、パッドの交換時期もわかる。
4.バッテリー液 バッテリの各槽別に液量が上限と下限の間にあることを確認する。
ただし最近のバッテリーはメンテナンスフリーのものもあるので、まずは取扱説明書を確認。
5.ウインドウォッシャー ウインドウ・ウォッシャー液の量を確認。噴射テストと同時にワイパーかたの異音、ガタつき、ブレードのへたり、拭き残り等が ないか作動状態も確認。

ブレーキ・エンジン

1.ブレーキ踏みしろ ブレーキペダルの踏みしろが適当で、本来の働きをしているかを確認。
エンジン始動前に強く数回ブレーキを踏むとマスタバックの効果で踏み足せなくなり、その状態でエンジンをかけ再びブレーキが踏み足せればOK。
2.パーキングブレーキ パーキングブレーキ(サイドブレーキ)の引きしろが適当であるかを確認。
ブレーキレバーをしっかりと引きあげ(もしくは踏みこみ)、引きしろが多すぎたり、少なすぎたりしていないか確かめる。
一般的には5~8回カチカチと音がなるあたりが適正。
3.エンジン始動性と異音 キーを回しエンジンをかける。エンジンがスムーズに始動し、異音が聞こえてこないかを確認する。さらにアイドリング状態での回転数にムラがないか、正常にエンジンが暖まっていくかなども確認しておくと良いだろう。

これらの確認が終わったらいよいよ走行できる。しかしすぐに全開で走行してはダメ。
乗り始めた時も低速及び加速の状態が適当であることを確認し、回転が滑らかに上がり、アクセルを踏み込んだときにスムーズに加速していくかなど状態を確認することが大切だ。
ただしここで紹介したのはあくまでも一般的な交換タイミングであり、自動車メーカー、モデルごとそれぞれその期間は異なります。今一度、愛車の取り扱い説明書を確認してみましょう。

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